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材料のESR – 光重合反応② -

2017年03月21日

光硬化樹脂(図1)に、さまざまな温度でUV照射(強度は固定)を行い生長ラジカルの量を比較しました。測定にはESR装置(JES-X3 series)、温度可変装置(ES-13060DVT5)と紫外線照射装置(ES-USH500)を用いました。図2は、UV照射を約15分間行った際の生長ラジカルです。0℃と30℃では、明瞭に信号が観測されているのに対し、-30℃では微弱な信号しか観測されていません。図3には、UV照射時間を横軸に、信号強度A(図2)を重量で規格化して縦軸に示しました。常温(15℃、30℃)では、温度が高くなることにより重合反応が速やかに進行し、ラジカル量は飽和ののち減衰に転じていることがわかります。低温(-15℃、-30℃)では、重合反応が緩やかに進行することがわかります。低温では減衰速度も緩やかであるため、不安定な生長ラジカルでも観測が容易になる可能性があります。




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